ユニバーサルスタジオジャパンに行ってきた
関西圏(?)に住んで早3年。
初めてユニバーサルスタジオジャパン(USJ)に行ってきた。
というか連れて行ってもらった。
というか連れていかれた。
私がこの手の遊園地に最後に行ったのはおそらく中学生くらいのときのスペースワールド(去年なくなった北九州のあれです)だ。
そしてそこで乗った絶叫マシンはブラックホールという室内コースターだ。
それを最後にその手の乗り物に乗っていないというのに、友人は何を考えたのか最高級のパスを準備しちゃったりなんかして、すべて(だと思う)の絶叫マシーンに乗る羽目になるのだからたまらんわけです。
フライングダイナソーというのがかなり有名らしいが、個人的には一番怖かったのはハリウッドドリームザライド(通称ハリドリ)だった。
通常のコースターと後ろ向きに走るものがあるが、今回は前向きに行かせていただきました。
あれは、走っている最中にBGMを自分で指定して走っている最中に掛けることが出来る。
一応怖さを軽減させるためか、楽しませる演出かの狙いがあるんだろうが、個人的にはこれが怖さに拍車をかけた。
というのもこの時私が選んだ曲はよりにもよってマイケルジャクソンの「BAD」だったのだ。
いやぁあれは実に最悪の選択だった。
イントロからAメロにかけて何か起きそうと煽る曲調、そして徐々に盛り上がっていき、サビで最高潮に達する。
Popsとして完璧な筋書きである。
これが、実にコースターの斜面の登り、急降下とマッチしているんです。
想像してみてほしい。
あの徐々に盛り上がる形で斜面を登っていき、サビ突入というところで坂を急降下する様を!
遊園地に十数年ぶりに行った人間(友人曰く失われた10年)にしょっぱなからこの仕打ちである。
その日フライングダイナソーを乗り終わるまで、コースターへの恐怖におびえながら昼飯がまるで喉を通ることなく過ごすことになったわけです。
いやぁビールを飲んであんなに酔わなかったのも初めてだった。
もう、会社もお客さんも怖くないね。
(まだ当分はBADがあるはずなので、興味のある方は試してみよう)