FXについて③

懲りずに過去の記事の続きを書きます。

FXについて②

あれから結構自分でEA(エキスパートアドバイザーの略で自動売買のプログラムのこと)を作ってはバックテストを繰り返してきたが、正直な話一つだけ作ってほったらかしというのは無理だろうなという心境になっている。

 

当初はトレンド相場とレンジ相場を定義して、ある条件を満たしたらトレンド相場のエントリー、別の条件を満たしたらレンジ相場のエントリーって感じで作ろうと意気込んでいたがどうもうまくいかない。

 

それもそのはずで、トレンド相場、レンジ相場といってはみてもトレンドにも、押し目があるもの、ないもの、押し目でも階段状のもの、典型的なものなど色々あるし、レンジ相場にしても1h足でのレンジ、15min足でのレンジなどこちらも色々ある。

更に、EAを組むってことは「とある値動きをしたらサインを出す」をプログラミングすることで、自然とインジケーターやオシレーターなどの値動きを平均化した指標をもとに組み立てるという形になるのだが、それが毎回狙った相場の動きを表現できるという訳ではないということが話をややこしくさせている。

つまり、今までの値動きを見ていたら、こういうインディケーターを組み合わせたらトレンド相場だと思ってバックテストをすると、レンジ相場でも同じようなサインが出ていて思いっきりマイナスなったりなんかする感じ。

そして、「ならこういう条件も書き足せば」と条件を加えていくと次は売買条件を満たすことが困難になって1年に一回サインが出るかどうかになったりする。

その上書き足してを繰り返して、一体何を狙って作成していたEAなのか原型が見えなくなっていく。

 

以上が以前の記事から今に至るまで繰り返してきた道程である。

なので最近はEAの内容は「相場がこういう形になったら利益が取れる」を明確にした上でシンプルにし、トレンド用、レンジ用と複数作ったうえで、EAの適用タイミングは適時相場を見て確認するという形がベストなのかな、なんて思っているのである。

 

結局のところ、世間で言われている相場ごとにEAを使い分けるという形に落ち着きそうなのである。違いと言えばEAを自分で作っているので、適用できる相場を自分で明確に把握できるといったところか。

 

ということで、以上の考えをもとに今日からデモトレードをやり始めたわけである。

また何かあったら更新します。

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