FXについて②
以前FXの自動売買にチャレンジするというお話をしたが、とりあえずまだなんとか勉強中である。
その中での心象をまだ新鮮なうちに書いてみようと思う。
まず、プログラムの勉強そのものはそれほど難しくはない。
基本的な考え方が分かっていれば、インディケーターやオシレーターの自作を考慮しない限り、本を一冊読みながら作ってあとは自分がこういうルールで売買したいという内容を、ネットで書きたい文法を都度検索して書いていけばいい。
FXの自動売買はメタトレーダー4(MT4)というソフトを採用している口座を使うのが一般的だが、MT4はバックテスト機能が搭載されているので、過去のデータから自分が作ったプログラムが利益を出せるのか、ちゃんと動作するのか即座に確認できる。
なので、プログラムがちゃんと組めているのか不安になって尻込みする必要はない。
ちなみに私は文法の検索および勉強した書籍は以下のものである。
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このHPは正直まだ初心者の私では荷が勝ちすぎるのだが、自分が「こういうやり方知りたいな」とグーグル先生に尋ねると、いの一番でトップに出てくるのでじっくり読んで勉強させていただいている。
またここで挙げている本もこの詳解MT4で初心者が一番最初に読むべき本として紹介されていたものだ。
Amazonレビューを読むと、やり方が古いだの、ここで挙がってる方法では勝てないだのと書いてあったが、MT4に初めて触れる人間に対してならいい本だと思う。
確かに当時の方法通りに出来ないところも散見されたが、MT4でプログラミングする上での考え方は変わっておらず、また見開きの左がコードで右が和訳という構成はコードが何を書いているのか一見して分かり前のページに一々戻らなくても良いためかなり見やすい。良書だと思う。
あと自分でプログラムを組んで分かったことが、自分が今までやってきた裁量トレード(自分の裁量つまり自力でのトレード)の方法では全く利益が積みあがらないということ。
実際に負け続きだったので当たり前と言えば当たり前だが、バックテストを繰り返すほどにバックテストなしで挑むFXがいかに無茶か思い知らされた。
というか完全な裁量トレードで勝てる人は天才すぎだろ。こんなもの無理ゲーもいいところだ。
天才でない私のような人間は、バックテストで利益が出る方法を見つけなければ話にならない。
おそらくFXで負ける人が多い理由もここにある。
FXのバックテストは今だとMT4が一番いいような気がする(少なくとも昔マネーパートナーズで試したときはすごく使いづらかったし、応用も効かない感じがした)。ネットでも情報が多いし。
だが、MT4でプログラムを組むのは一見すると面倒だし、難しそうなので避ける人も多い。
だから結局バックテストは行わずに日本で口座を開いて、とりあえずやってみてしまうのだ。
そして負ける。
実際に私は以上のような思考回路で見事敗北した。
MT4でプログラムを組むと、バックテストが出来るだけでなく、損切ラインも統計的に算出して都度決定出来るし、トレーリングストップで損切ラインを切り上げることも出来るし、証拠金額から最適な投入ロットも都度計算し適用できるなど、マネーマネジメントが各段に簡単になる。そして証拠金から都度投入ロットが決定出来るという事は複利効果を効かせることも可能ということ。というか手動だと都度計算は無理だ。
一部の人がこんな便利なものを使っているなかで、ただ面倒くさいという理由で大多数の人が使っていなかったら必然、投資人口の9割が負けることになっても「そりゃそうだろ」になるのは当然だ。
という風に今更感じている訳だ。
また、勉強が進んだら書いてみます。