自炊について
先日一人暮らしの暮らしぶりについて書いたが、また似たようなことを書く。
私は大学1年の一人暮らしの相当初期から自炊をしている。
最初は外食やコンビニ弁当、レトルト食品で済ませていたが私は当時山口県の片田舎にいたもんで、外食先は数件しかなくすぐに飽きてしまったし、コンビニ飯やレトルト食品もレパートリーが少なくすぐに飽きてしまった。
それに実家に居た頃は、逆にコンビニ飯などほとんど食ったことがないという、今から考えれば恵まれた環境にいたこともあり、家庭料理でないと舌に違和感を覚える。
そもそもコンビニやレトルト食品を温めたとしても、出来立ての食事の温かさと根本的に違う感じがするのは私の気のせいだろうか。
あまり凝ったものは作れないが、やはり毎日炊いたご飯とみそ汁があるとほっとするもんである。
そもそも自炊と言っても、米は出勤前に仕掛ければいいし、みそ汁は週末に作り置いた出汁があれば豆腐だけ切って味噌を入れるだけで30秒もあれば準備出来るし、あとは納豆をかき混ぜれば三品もある。実質ちゃんと作るのは一品で十分だったりする。
最初は先の三品以外は冷凍食品や総菜で良いと思う。みそ汁とご飯だけでほっとする感じは十分出ている。
それに自炊した時の方が食後のリラックス具合というか満足度がやっぱり大きい。
こう何も考えずに考えて書いているとまとまりを欠いているが、なんだか結局みそ汁な感じがしてきた。
自炊の神髄はみそ汁だ。
これだけでも自前で準備したらあとは買ってきた総菜や冷凍食品と合わせても自炊感が十分でる。
出来れば出汁は自分でとった方が良い。
休日の暇な時間、30分もあれば十分である。
栄養の偏りとか、節約とか大層なことは考えず、とりあえずみそ汁と炊き立てご飯を自分でこさえて食べてみてほしい。
一日の締めの充実度が変わるはずである。