少子化について
少子化って何が一体悪いのか、よく分からん。
少しネットで見てみたが、
・いつか日本人が0になる
とか
・経済が縮小する
とか
・年金制度が破綻する
とかが目についたが実際のところどうなんだろう。
そもそも少子化と高齢化が進んでいっても日本人が0になるわけがない。少子化に伴い出産可能な女性の数が減ることで1000年後には日本人が0になると学者が言っているとNaverには載っていたが、衣食住が足りた環境下で一族が絶滅するなんてあり得るのだろうか。しかも性交渉は快楽が伴い、放っておいてもそこかしこで致すことを考慮すると自然と消滅するなんてありえまい。
絶滅した動物だって狩りや環境破壊によって食、住環境を奪われたから絶滅したはずである。
まぁ1000年後には絶滅すると言っている学者とやらも「それぐらいの勢いで人が減っているんですよ」ということを伝えたくて誇張して述べたんだろうが。
経済の縮小に関しては、事実そうかもしれないがではなぜ人が減ると経済が縮小するのかってところが労働力が減るからと説明することが多い気がする。
だが、実際に労働力が足りないのか言えばおそらくNoである。なぜなら足りないのであれば、ホームレスなど存在しないはずだからである。彼らは働きたくなくて働かないのではなくて、雇ってもらえないから職や家がないのである。
そんな人間がいる横で労働力がたりない、外人移民を入れようなんておかしな話である。
こんなもの、ホームレスと移民のどちらを雇うべきかと考えた場合、雇うことで得られる労働力が同じだと仮定すると移民の方が給料が安くできるから、投資金額に対しての利益が大きくなるってだけの話だろう。ようは経営的な理由であって、実際に足りないという話ではないはずだ。
そもそも今は機械化が大きく進んでおり、単純作業の必要性は刻一刻と削られて言っている。そもそも必要な労働力というものが減っているのである。どう考えたって労働力不足が経済縮小の理由になるとは考えられない。
どちらかと言えば、人が減ると消費量が減るという方が経済的には深刻そうである。消費量が減ることはつまり需要が無くなることを意味する。人が減れば、必要なコメの量が減って米が売れなくなる
必要な家が減って家が売れなくなる。必要な車が減って車が売れなくなる。需要の前に供給は立たない。まず需要ありきである。機械化によって一人当たりの供給能力が上昇したが人口が減って需要が減った場合、商品の価値はどんどん目減りしていく。デフレである。食い止めるには供給を減らすしかないが、そうなると必要な職が少なくなる。無職が増えると買えなくなるんだから益々デフレに陥る。デフレスパイラルである。
こうなると確かに恐ろしいがこのシナリオはあくまで売り先を日本に限定した場合の話である。そもそも日本はアメリカという超消費国家にものを売りつけることで保っている国である。そう考えると消費量の問題で経済力に影響が出るとも考えにくいか?
年金に関しては確かに高齢者が増えて、若者が減れば破綻は間違いなくするだろう。確か我々から搾り取った税金を運用して増やして高齢者に分配しているらしいが、ようは毎月分配型の投資信託とメカニズムは一緒であろう。
地雷である。
投資信託の場合は詐欺商品として避けねばならぬ代物である。
そもそも無理のある制度であろう。よく今まで破綻せずに続いているものだと思う。
以上つらつらと適当なことを書いた。根拠はない。
今後調べてみたら面白いかもしれない。